キラキラしあわせ写真館

声。

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おととし父が植えた皇帝ダリア、今年も見事に咲きました。

 




私が今日お昼ご飯を食べたのは、建物の割と高い階で、遠くだけど、父が通っていた病院がよくみえた。
それは、私が大学時代を過ごした場所にもとても近いから、見える山が同じで、それもまた、感慨深く。
昨日までの寒さが少しゆるんで、青空が広がる。
やわらかい冬の空色に、あったかなひざし。眼下に街が広がる。
父が入院していた時には、食堂でごはんを食べながら、ちょうどこっちの方角をみたこともあったな。
パジャマに着替えてしまうと、いつも通りの父が、あっという間に入院患者さんになってしまうな~って思ったこと。今もせつなく思い出します。

なつかしいな。

もうすぐお正月が来るというのに、やっぱり父は帰ってこないんだな~って思った。
長く出かけているような気分が、まだ抜けないのだ。
私はいつも仕事で忙しくしてたから、なかなか一緒に過ごさなかったけど、年末年始はのんびりすることが
多かったから、箱根駅伝をこたつに入ってみながら、おもちをいくつ食べるか相談したり。
年末年始は想い出が多いのです。
そして、あの日々は、もう二度と戻らないんだな、と思った。

広がる街並みは穏やかで、青空が気持ちよくて、空から下を眺めたら、こんな感じなの?って思った。
で、もう二度と逢えないんだな、と思ったら、涙があふれて仕方なかった。
ずっとずっと忙しかったし、ちゃんと泣けてなかったかもな~。
さみしいな。逢いたいな、そう思った。

青く広がるあたたかな空を見ていたら、泣けて泣けて仕方なく一人でしばらく泣いた。
そうしたら、おかしいかもしれないけれど、父の気配を感じたのです。
確かに。
ああ、そばにいるんだなあ、って思ったし、私が泣いていることを、分かるけど泣かないで欲しいんだよ、って思ってるのが分かった。

なるほど。

そして、ひとまず、泣くのをやめることにしたのでした。




  
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by applejyugonn | 2012-12-16 23:36 | きもち